西大宮フォレストワン整骨院

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肩こり

肩こりは、首から肩、背中にかけて「筋肉の緊張」・「だるさ」・「張り」・「痛み」などの症状をいいます。

肩こりに関係している大きな筋肉が「僧帽筋」で、頭と首と肩をつないでいます。
この筋肉は、重たい頭を支えるだけでなく、肩甲骨を動かす時にも使われます
そのため日常生活の中でよく使用する部分です。

筋肉は緊張状態が長く続くと、固くなり、「こり」や「痛み」につながります。
肩こりはそのまま放置すると、慢性的に筋肉にこりを生じて悪化します。
状態によっては「四十肩・五十肩」「腱板断裂」などの疾患につながることもあります。

肩こりの原因

原因の多くは『姿勢の歪み』から「筋肉が緊張」して負担がかかることで起こります。
人の身体は立っているだけで首・肩・腰に大きな負担がかかっています。
具体的には、人の頭の重さは体重の10~15%程度、腕の重さは5%程度。これは、体重が60キロの方だと約6キロの負担がかかっていることになります。

さらに、猫背などの悪い姿勢を続けていると、負担がかかり筋肉が緊張します。
そうすると、血行が悪くなり、十分な酸素が行き渡らず、さらに疲労します。

この疲労が続くと筋肉が固くなり、「肩こり」の原因になります。
また、こりが神経を刺激して痛みが出ることもあります。

肩こりの4大原因は「姿勢の悪さ」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」といわれています。
そのほかには、肩こりと血圧も関係があると注目されています。
今までは低血圧の方は、肩こりが多いとされていたのですが、高血圧の方も肩こりが多いことが分かってきました。

肩こりは原因によって治療法が異なるので、何が原因なのかを検査することが大切です。

デスクワークやスマホ作業

長時間パソコンやスマホ作業をしていると、同じ姿勢を続けることが多くなります。
また、スマホは前のめりになってのぞき込む姿勢が、パソコン作業は猫背の姿勢が多くなります。

そうすると、両肩が前にすぼめる姿勢になりがちです。
本来、首の骨は緩やかなカーブを描いています。
しかし、パソコンやスマホをのぞきこんで見続けていると、そのカーブが真っすぐになる「ストレートネック」になってしまいます。
そうすると、前側の筋肉が緊張して、筋肉がこり固まります。
そして、このような姿勢を続けていると、血行が悪くなり、肩こりの原因になります。

女性はストレートネックになりやすく、肩こりになりやすいです。
デスクワークやスマホを長時間見る時は姿勢に気をつけましょう。

また、ストレートネックは、猫背になっていることが多いです。
そうすると首に負担がかかるだけでなく、腰周りの筋肉も緊張します。
そうすると、腰痛の原因になることもあります。

また、「眼精疲労」は小さな文字を見続けていると、目とその周りに筋肉が緊張します。
パソコンやスマホの画面を見続けると、目が常に緊張して、まばたきの回数も減ります。
そうすると、ドライアイになり、疲れやすくなる為、肩こりの原因の1つになります。

運動不足

肩こりが起きている状態の時には、肩や首の血流が悪くなって、栄養や酸素が伝わりにくく、疲れやすい状態です。
改善するためには、適度な運動が大切です。

運動をすると、血行がよくなる効果が見込めます。
それだけでなく、筋肉の緊張が改善されて柔軟性が高くなり、筋肉量の低下も防げます。
筋肉は、血液を送る役割をしているため、定期的に運動を続けると、血流が改善します。
そうすると、肩こりがしにくい身体つくりにつながります。

肩こりはハードな運動をするよりは、適度な運動を継続的に行って筋肉を動かすことが大切です。
そのため、毎日ウォーキングなどの軽めの運動を生活の中に取り入れましょう。
また、ストレッチも肩こりの改善が期待できます。

そのほかには、軽い運動は「ストレス解消」にも効果を期待できます。
プールで泳ぐことやマシンで身体を鍛えるなどが効果的です。

肩こりと血圧の関係

低血圧の方は、肩こりの方が多いと言われています。低血圧の症状は「肩こり」「手足の冷え」「疲労感」「立ちくらみ」などがあります。
これらは、血行がよくないことで起きる症状です。

一方、高血圧の方に多い症状は「頭痛」「めまい」「動悸」「肩こり」があります。
これらも、低血圧と同様に、血行に関係している症状です。

高血圧の原因は「加齢」「ストレス」などで血管が狭まり、血圧が上昇します。
高血圧と肩こりの関係ははっきり解明されていません
血流が悪くなると悪化する共通点があり、両方起こりやすいと考えられています。

肩こりの症状

肩こりの症状は、肩周辺の筋肉が緊張して「だるい」「張っている」「痛い」などです。
これは、肩こりの原因が「生活習慣」「長時間の無理な姿勢」「肥満」などの理由で起こるためです。

肩こりの症状や原因が異なるため、対処法もその症状や原因によって変わります。

肩こりのチェック

  • 肩が張っている
  • 猫背になっていることが多い
  • パソコンなどのデスクワークを長時間行っている
  • スマホをのぞき込むように見ている
  • 腰痛がある

これらの項目に当てはまる方は肩こりの可能性があります。
正しい姿勢を心がけ、適度な運動を取り入れましょう。

肩こりの対処法

医療機関への受診をおすすめする場合

  • 左右どちらかだけ強い痛みを感じる
  • 吐き気も伴う

これらの症状がある場合には、肩こり以外にほかの疾患が隠れている可能性があります。
早めに医療機関に受診しましょう。

強い肩こりがある場合には、関節などの疾患が隠れている可能性もあります。
痛みが強い場合は、早期の受診をお勧めします。

整骨院での施術

肩こりに対しての施術の前に「カウンセリング」からスタートします。
カウンセリングでは、患者さまのライフスタイルや気になる症状についてお伺いします
気になるお悩みは些細なことでもご相談ください。

問診をした後は、「骨格や姿勢のゆがみ」「身体の柔軟性」などを確認します。

しっかりと検査をして原因を把握してから施術をスタートします。

姿勢評価はこちら

肩こりに対して行うおもな施術

  • マッサージ
  • 骨格矯正
  • 電気治療

が主流です。

整骨院では、痛みを緩和するマッサージと肩こりが出ないお身体にする『根本治療』が可能です。
病院での治療は、筋肉や神経に対しての痛みはなかなか緩和されないことが多いのです。
そのため、整骨院では筋肉の緊張を緩和し、骨格を改善して身体のバランスを整えていきます。

骨盤矯正はこちら

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セルフケアで対処する場合

生活習慣などが関係している肩こりの場合、まずは日常生活のくせ(猫背・ストレートネック)を改善していきましょう。
そして、セルフケアを行っていきます。

ストレッチで肩こりを軽減

デスクワークの時にできるストレッチ

  1. 力を抜いて身体をリラックスさせ、肩を上げたり下げたりします。
    腰の力を抜き、両肩を持ち上げて力を抜いてストンと下ろします。
  2. 大きく息を吸いながら、両腕を後ろに引きます。
    息を吐きながら、両腕を前に戻します。
  3. 目を閉じて肩を大きく前に回します。
    その後に後ろに回します。

自宅でできるストレッチ

1 目を閉じてリラックスし、腕を大きく前と後ろに回します。
2 肩の力を抜いてリラックスし、首を大きく右と左に回します。
3 両腕を大きく上にあげて、前から後ろに振り下ろします。
4 両腕を大きく横に振り上げ、身体の前に振り下ろします。

身体を温めて血行を促進

お風呂にゆっくりつかり、身体全体を温めましょう。
血行を促進する効果やストレスを解消する効果が見込め、肩こりの解消につながります。
冷えは肩こりを悪化する原因にもなります。
蒸しタオルなどで肩を温めて冷え症の改善をすることもセルフケアになります。

薬で肩こりの痛みを抑える
肩こりは「血行不良」「筋肉疲労」「変形した椎間板」などが原因で起こります。
その原因によって痛みが起こります。
痛みによりその部分が緊張し、さらに肩こりを悪化させる原因となります。

肩こりの予防

肩こりになるくせを改善

足を組むくせがある・同じ方に鞄を持っているなどくせがないか確認しましょう。
バランスを保つために、足は組まない・鞄は交代で持つどの工夫で肩こりの予防が期待できます。

正しい姿勢を習慣にする

背筋をまっすぐ伸ばし、S字カーブを意識して正しい姿勢をキープしましょう。
デスクワークや座りながら細かい作業をしている時は、頭が下がりやすく、首に負担がかかり肩こりの原因になります。
正しい姿勢をしている時より、筋肉が緊張して負担がかかっています。
毎日の生活習慣で背筋を伸ばし、首や肩をリラックスして過ごしましょう。
デスクワークや前かがみの姿勢で長時間作業をする時は、首を回す・肩を動かすなどして筋肉をほぐすようにしましょう。

運動でストレス発散・筋力アップ

日常的に運動をすると、筋力がアップと肩関節や頸椎をしっかり動かすようにしましょう。
ヨガ・水泳・ジョギング・バレーボールなど全身を動かすこともおすすめです。

普段使っていない筋肉を動かすことで、リフレッシュもできてストレス軽減につながります。
今まで運動をしていない方は軽いウォーキングなどからスタートして、毎日の生活に運動を取り入れましょう。

まとめ

パソコンやスマホを使用する時間が増えて、肩こりは多くの方が自覚症状を感じています。
日常生活の姿勢やデスクワークの姿勢などで、すぐに肩こりが発症します。
ただし、正しい姿勢を保って、長時間同じ姿勢で作業する時には、ストレッチなど筋肉をほぐす時間を取り入れると肩こりの予防ができます。

手を回したり、伸びたりと簡単なストレッチなので、定期的に行ってみてください。
また、適度な運動を行って、筋力アップとストレスを解消しましょう。
強い痛みや部分的な痛みを感じる場合には、ほかの病気が隠れている可能性もありますので、早めに病院を受診しましょう。

筋肉のこりや違和感が改善しない場合には、筋肉に直接アプローチして、骨格を矯正することもできます。

お困りの際は、
西大宮フォレストワン整骨院へご相談ください!